「何で?」







「俺、その彼氏の事大好きだからさ。」







一瞬『ゲイ?』って思ったけど、優輔の真面目な顔によって大切な人なんだと分かった。







「何で愛に言わねぇの?」





「愛には絶対言わない。」







え~……



何?その決心。

そんなに愛に知られたくないのか?








真剣な目でどこかを見つめてる優輔。



……普通にしてればカッコイイ奴なのにな。








そんな事を思ってると、愛がトイレから戻ってきた。