「そろそろ暗くなって来たから帰ろ?」 「え?………今何時?」 「ん~。8時くらい」 「えっ!」 思わずベッドから飛び跳ねて、窓側のベッドをよけて窓を見あげた 空は青黒く雲を張っていて、その雲からは大粒の雫が落ちていた。 「どーしよう………傘持ってない……てゆーかその前に時間がヤバイ……」 「何?もしかして門限ヤバイ?」 「あ……はい………でもメールしとけば何とか…」 その時に気付いた。