――ダッ!!―― オレは恥ずかしすぎて、 体を上げて走り出した。 「え……健人!?」 後ろで愛の呼ぶ声が聞こえたけど、オレはとりあえず風呂場に駆け込んだ。 うわー!オレ恥ずくね!?! 彼女の前で泣いてたとか恥ずくね?!? 「た…健人~?」 「うおお?!?」 愛の声に異様に反応してしまい、 思わず浴槽の中に入った。