「………優…!」 あたしを呼んだのは優だった。 「………大丈夫か?」 優の優しい言葉は、あたしを落ち着かせてくれた。 「まったく…ひでー顔だな。」 優は笑いながら涙を拭いてくれた。 ………優って何だか空みたい。 いつも大きな心であたしの悩みを聞いてくれて、 青があたしから見ての優のイメージカラー。 「ねぇ優。」 「ん?」 優しく微笑んでくれる優。 「太陽見たい。」 「じゃぁ屋上行くか。」 あたしの急な頼みも驚かずに聞いてくれる。