「………何であんな事言ったんだよ。」 「………関係ないだろ。」 「追いかけねぇの?」 「………………」 「何八つ当たりしてんだよ……………!」 そう言って優は愛を追いかけてった。 ―――――――――――― ―――――――――――――――――――――――― 「………………っ!」 何であんな事言うの? 「酷いよ………」 ………涙止まんない… 太陽が見たい。 あの大きな青い空に浮かんでる、暖かな太陽が見たい。 無我夢中に廊下を走ってたら、 「愛!!」 後から声がした。