王子様とプリンセス☆★












「あっ………!」




我に帰ったあたしは思わず目をそらしてしまった。






「あ………はい、
  だいじょぶ……です…」






その人は、顔を離してベッドに座った。


「あ~よかった~!」





この人……どっかで見たことあった………よね?




「ごめんね?俺………よそ見してて……」




「あ……いえ………  あたしがあんなとこでぼーっとしてたから…」




「いや、ホントに俺のせい。浜崎ってやさしいんだな」