「おかえりなさい♪」

「ただいま♪」


何してるの…結衣…あゆか…。


「ご飯にする? お風呂にする? それとも…私?♪」

「お前にするよ…♪」


え?!


「って事でしょ!?」

「え???」

「今のは、私が旦那さんで、結衣が奥さん。
なんとなく意味分かった?」

「……。//」


私…なんて恥ずかしい事を言われたの…!?


「見てて恥ずいな、詩乃。」

「朱音…仲間…。」

「別意味友情が…。」


ふぅぅ~…。


「午後の競技って…なんかあった?」

「あ、『カップル対抗二人三脚』があるよ♪」

「「「………?」」」

「え、朱音も結衣も詩乃も知らないの?」

「「「知らない!!」」」

「えぇ~…。

『カップル対抗二人三脚』は、カップル同士でペアを組んで、
二人三脚をするの!!」

「そんなの知らねーし!!」

「だって新競技だも~ん♪」

「なんであゆか知ってるの?」

「だって私、審判兼提案者だも~んッ♪」

「はぁ~!?」