-教室-


「おめでとさん、詩乃♪」


結衣にご報告。
でも…本当は先に朱音にしなくちゃいけないんだけどね…。


「朱音は?」

「あぁ、なんかさっき白波サンと帰った。」


帰っちゃったらしい…。


「詩ー乃チン♪」

「南。」


いつも通り私に抱き付こうとする女の子キャラ南チャン。


「およ?」


でも、今日は違った。


「なんだよ、竣~。」


竣が南を止めて、代わりに竣が片手で私を抱き締めた。


「人の女に手ぇ出すな。」

「ちぇ~。」


人の女…。

人の女…。//


「詩乃チンピュア~♪」

「これだけで赤くなってちゃ先が思いやられるわ~。」

「…先???」

「えぇ~、チューとかぁ~☆」


楽しそうな結衣。


「……。//」


想像できません…。


「竣、大変そうだね☆
詩乃チン処女みたいだし♪」

「逆に楽しそうじゃん?
人の…詩乃の処女奪っちゃうの♪」


…なんだか怖いです☆