「とまぁ、こんな感じ。」


確かに、朱音ならやりかねないわね…。





「らしいわね、朱音。」

「だって昨日の雅樹キモかったんだも~ん!
デロデロに酔ってたし。」

「…気持ち悪いかもしれないわ…。」










こうして文化祭・後夜祭・文化祭打ち上げは幕を閉じた。


が…


















「なぁ、俺ら忘れられてね?」

「ねっ、萌亜寂しいなぁ…。」

「じゃぁイチャっとく?」

「ヤダッ! 早くお家に帰りたいぃ。」

「じゃ、帰るか!」

「うん! また来ようね!」

「今度は忘れられない事を願うかぁ~。」

「うん!」