「しゅっ…竣?」

「ん…落ち着く。」


なっ…なななななな!?//


「あの女ども、香水めっちゃキツかった…。」

「私もよ…。あの男の人たち、臭かったわ…。」

「ん、詩乃の匂いが1番いい…。」


首筋に竣の息がぁ!!//


「たまにはこーゆーのも有りだな…。」


有りじゃないわよッ!!


「竣。」

「何…。」

「…私、竣といれてよかったわ…。」

「何、急に。」

「…なんでかしらね?」


急に…急に、竣が恋しくなった。

どこへもいかないで。


ズット、側にいて。

そう、思ったの……――。