-数分後…

-多目的室-


「キャーッ、可愛いッ♪」

「矢川クン、ありがとッ!!」


の声が飛び交う中、朱音1人は違った。


「どうしたの? 朱音…。」

「どーしたもこーしたもないッ!!」


とちょっぴり噴火気味の朱音。


「え…? どうして? 朱音…。とっても似合ってるわよ?」

「だって、皆普通のチャイナドレス着てるのにぃ…。 私だけなんか違うんだもんッ!!」

「いいじゃない、とっても似合うわよ?」


皆普通のチャイナドレス。

そんな中、朱音の服はなんか違う。ちょっと皆より豪華な感じ。


「うぅ~…。」

「でもほらっ、私も皆と違うのよ? これで同じじゃない!」


私の服は…なんだか露出度が高め。


「…詩乃のはエロイね。」


さらっと言わないで…。//


「あ゛ぁー!! 雅樹のバカー!!」