「衣装とかどうする?」


とあゆか。


「あ、それ俺担当する~ッ♪」

「雅樹が?」

「俺んち、服屋だから☆ んぐらい余裕ー!」

「んじゃよろしく!」

「おうよッ♪」


というわけで、あゆかと雅樹によって、衣装の心配は無くなった。


「食べ物どうする?」

「ジャスミン茶とか点心系でいいと思うー。」

「caféだし、軽食で良いと思うなー。」


と、皆とっても積極的。


「あ、食べ物、私担当するー!」

「大丈夫? あゆか…。」

「大丈夫! 家、食べ物やだし♪」

「んじゃよろしくーッ♪」


って…


「こんなに順調でいいのかしら…?」


思わず呟くと、返事をしたのは竣。


「いんじゃね? 楽に越したことは無いし。」

「そ…それもそうだけれど…。」

「なんか不満?」

「…私には、何もできないのかしらと思って…。」

「…大丈夫だろ。」


…そうだといい…わ。


「あ、それと。」

「?」

「チャイナ、楽しみにしとくわ。」

「えっ…。//」

「ちゃんと痩せとけよ、チャイナ服って体型出やすいらしいし。」

「うっ…うるさいわね! ちゃんと痩せます!」


最近ちょっと意地悪な竣にやきもきする、私でした……――。