「…よかったな、詩乃。」


後ろから声がして、振り返るとそこには竣がいた。


「ええ。これも竣のおかげよ。

ありがとう、竣。」

「おぅ。」


竣には、本当に感謝だわ。


竣が側にいてくれただけで…私の周りには、笑顔が絶えないもの…。