-職員室-


「先生、見つけました。」

「おぉ!! 『ラブラブ部屋』になったのはお前らかぁ♪」

「『ラブラブ部屋』…?」

「『7073』…気になったろ?」

「あぁ。」

「7を逆にすると、Lになるだろ?
もう1つの7は、角度を変えるとV♪
3を逆にするとEっぽくなるだろ?」


ニヤニヤする先生。


「で、『LOVE』になるから『ラブラブ部屋』だ♪」

「はぁ?」

「しかも、学年で1クラスしか『ラブラブ部屋』当たらねんだよ♪」

「先生ぇ…。」

「ん? あ、そーいやあの本読んだか?」

「あの本?」

「『愛を深めるための本』だよ! あれを読めば2人の仲はそういう関係に…。」

「黙れこのエロじじい。」

「失礼な奴だな。まぁいい。
『7073』は皆と同じ建物内にあるが、『7073』だけ音が全く漏れねぇんだ♪
他の部屋も防音性にはなってるが、『7073』は超防音性なんだ♪」

「何が言いたいんですか…?」

「何しても音漏れねぇから安心していろいろしてくれよ♪」

「そのエロじじい…!!」

「じゃ、さいなら~☆」


先生は席を立ち、どこかへ行ってしまった。


「ちくしょう…。」

「まぁ…板垣クン。寮に行きましょ…。」

「あぁ。」


『7073』…『LOVE』…『ラブラブ部屋』…か。
なんかありそう…ね…。