歌お?


「ゆなっ!俺んち、くるだろ?」

にやけた顔のまさを見たら、なんだか一気に疲れが出ちゃって。

「おんぶしてくれるなら、いいよ?」

意地悪を言ってみたくなった、だけなのに。

「甘えんぼだなぁ。」

って、笑ったまさに、荷物を持たれて、背中を差し出された。

クラスに残っていたかなりの人に注目されたけど、気にせず背中に抱きついた。

下駄箱までの数百メートル。

心が軽くなったのは、まさには内緒。