『きゃあぁあっ!!なにっ!?なにっ!?』 「りーちゃんっ!」 『ひゃあぁあぁー!!』 シュタッ――― ジークは、スコーピオンの尻尾のところに乗った。 すると、ギュイーン…と、尻尾が伸びて、コウモリの頭まで届きジークがその上に乗った。 それと同時にジークがコウモリの耳を切り落とす。 コウモリは聴覚が優れていて、音を聞いて行動するからだ。 その痛みかなにかでコウモリが暴れだした。