『びっくりしたーっ』 顔をあげると、その人物がジークだとわかった。 ジークの険しい顔を見て、恐る恐る空を見上げると、巨大なコウモリみたいな怪物が、空で羽ばたいていた。 『……(゚ロ゚)』 「でっか…」 「久しぶりに見たよーこんなおっきいの!」 「…けっ。一発で片付けてやらぁ」 ライが口をあけて、レンくんがジークの後ろにちょこっと隠れて、カイが腕をまわした。 「……くる」 『…えっ?』