[どかーーーんっ!!]



『――っっなにっ…!?』






部屋に爆音が鳴り響いてベッドから起き上がった



辺りを見渡すと目覚まし時計が床に転がっていた。






『あー…目覚ましか…』






―――変な夢見てた。





人が…皆止まってて頭の上には「1」という数字が浮かんでいた。


あたしは制服を着ていて傷だらけで、1人の子供を抱きしめたまま座り込んでいた。




そして目の前には…

羽…?かなんかがついてる男の人がいて…





何か言ってた



なんやっけ…?





「…人間になって……お前と……」







…あかん。


思い出せへん。