また…あの風…あん時と一緒の… 『っっ…カイ!』 「ん?」 『な…なんかっ…この風ッ…』 カイは、ハッとしたような目をして死神化した。 シュバッ――― そして、辺りを見回して、その奇妙な風を感じ取る… こいつ…なんでわかってん… 《ギャハハハハッ》 ―――どこからともなく聞こえてきた気味の悪い声に身を縮こめ、カイの服をギュッ…と掴んだ。 「誰やっ!出てこいっ!!」 ギュゥイ――――ンッ