『いや〜ほんま助かったわ!さんきゅ〜りぃ♪』 『あー…えーよっ。なんかおごってくれはるんやろっ?』 『…うーわー…台無しやん(笑)まー…えーよ。バイト代入ったらな!』 『やーったぁー♪』 若干スキップぎみで歩いてたら道路沿いを小さい男の子がボール持って歩いてるのが見えた。 『…なんか、あの子心配やな…』 『…え?』 あたしが見ている方を椎奈も向く。 『ほんまや…飛び出したりせんかな?』 『…ちょっと行ってみよ!』 『あっ…りぃ!』