バラとひまわり



しばらくして、零君はトイレに行ってしまった。



そのため、あたしはただ今一人です…




やっぱり、休日だけあって水族館は結構混んでる。




恋人に家族、友達など、あたしはいろんな人を見ていた。




そうすると、どうやら、あたしを見てこそこそ何か言ってるカップルを見つけた。


あ、仲間いる。ダブルデートしてるのかな?




なんであたしを見てるんだろう。




あたしはとにかく顔を下に寄せた。
とにかく零君が来るまでの心棒だしっ。








『あのさ、君一人とか?だったらコイツとカップルになってくんね?』





う…あたし絡まれちゃった。

仕方なく顔を上げるとそこにはギャル男がいた。