窓恋 ~先生、好きでいさせて?~

「ちょっと寒くなってきたから、もう行くか?」


「うん。」


先生と私はホテルに向かう。



「いらっしゃいませ。」


ホテルに入るとホテルの従業員さんが迎えてくれた。


この人達には、私と先生ってどう映っているのだろう?


やっぱり先生と生徒?お兄ちゃんと妹?それとも・・・ちゃんと恋人に見えるのかな?



ホテルの部屋へ案内されると、窓からは一面海が見えた。


海の音も聞こえる。


「先生?私、海の音を聞きながら寝るのが夢だったんだぁ!」



先生はまた私を見て笑う。


「お前の夢って簡単だなぁ。これから俺が、色々叶えてやるよ。」