窓恋 ~先生、好きでいさせて?~

「もうちょっとここにいていい?」


「いいよ?でも、ホテルも海のすぐ横に立ってるんだって。」


私は先生に寄りかかりながら話す。


先生の下から見上げる顔も素敵だな。


「じゃあ、ずっと海の近くにいられるんだ。」


「そうだよ?」


「嬉しい。」


「亜美、泳げないくせに海好きなのか?」


「先生の意地悪。」


「亜美の・・・水着姿もう一度みたいな。」


先生あの水着やめろって言ってなかったっけ?


「先生あの水着着て欲しくないんでしょ?」


「俺の前なら特別だ。他のやつらに見せるのは言語道断!」


先生は笑っていた。