血の果て




ぐだぐだになった躰をソファーに預ける。

重い。
躰も気持ちも。

何も考えたく無いのに、今日一日の事や明日からの事が頭を埋め尽す。


「疲れた───」


眩しく照らす灯りに腕をかざし、瞼を閉じた。

空腹のアルコールのお陰か、それとも疲労からか。

そこから一気に記憶が、








落ちた─────。











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