秘密な花嫁~旦那様は同い年~

「俺の存在が、この世から消えるの。わかった?」


「わかんない」


「ふーん。俺の両親、あんたの親に何も話してないみたいだね」


「話すって、なにを?」


「別に。知らないならそれでいい。てか、その方がいいし」


「なに言ってんの?」


訳わかんない。


さっきからこの人、何言ってるの?


「とにかく、俺はあんたのこと好きにならない」


彼は冷たくそう言い放った。


「だからあんたも、俺に興味持たなくていいし、別に他の男好きになってもいいよ」


「なにそれ」


「それじゃあ俺、自分の部屋戻るから」


「えっ?」


彼は本を持って立ち上がって、どんどん歩いて行く。