秘密な花嫁~旦那様は同い年~

夕ご飯を食べながら、二人の様子を見る。


というか、キッチンとリビングつながってて、バッチリ見えちゃう。


「龍矢なんて嫌い」


ママがパパに背を向ける。


「嫌いは許さないって言ったろ?」


パパがママを抱き寄せる。


「龍矢のバカ」


小さく吐きだされたママの言葉は、涙に濡れていた。


「約束したのに」


「うん」


「美結と、愛人君と、龍矢と私で、ゆっくり過ごそうって」


「悪かった」


パパがママにキスを落とす。


「寂しかったの」


パパがママを膝の上に乗せ、ママをギュッと抱きしめた。