秘密な花嫁~旦那様は同い年~

「美和さん、でよかったかしら?」


「あっはい」


急に相手のお母さんに話しかけられて、ママが慌てて紅茶を置いた。


「私もお菓子作りに興味があってね」


「そうなんですか」


「それでね、美和さんが書いた本も持ってるのよ」


「えっ、お恥ずかしいです」


ママの顔が真っ赤になった。


ママ同士っていっても、相手のお母さんはママより年上だから、なんだかママは緊張してるみたい。


「それで、ちょっと教えて欲しいことがあるんだけど」


「あっ私でお役に立てるなら」


「昨日もね、ケーキを作ろうと思って失敗しちゃって」


そう言って、相手のお母さんが立ち上がった。


ママも急いで立ち上がる。


二人でリビングを出て行ってしまった。