秘密な花嫁~旦那様は同い年~

「美結、なんか長電話だったじゃん」


授業が終わりお昼を食べてるとき、有里ちゃんが興味津々って顔でそう言ってきた。


「でも、もっと話したかった」


「なーに?彼氏だ!」


お箸に卵焼きを刺して私の前に突き出し、それをそのままポイっと口に入れる有里ちゃん。


「だって、話すのは1週間ぶりだし、会うのは3ヶ月ぶりだもん」


ママの作ってくれたツナサンドを口に入れる。


「あーもう!彼氏いない人にそんなこと言うな!」


コツンと頭を叩かれる。


「早く会いたいよ、マー君」


ポツンと呟いた声に、有里ちゃんがため息をついた。


午後の授業は、一般科目の英語と古典。


時間が過ぎるのが遅い。


早く、早く、会いたい。


授業終了のチャイムが鳴ったのと同時に有里ちゃんに手を振って、私は教室を飛び出した。