秘密な花嫁~旦那様は同い年~

あと1週間くらいで、日本に帰らないといけない。


「マー君、私もうすぐ大学の入学式があるの。それに間に合うように帰らないと」


だから、起きてよ。


帰る前に、愛人と一言でもいいから話しがしたい。


「マー君・・・」


ベット近くにある本棚の上の時計を見ると、1時半になろうとしていた。


眠るつもりはないけど、でもさすがにだんだん瞼が重くなってくる。


「5分したら起こしてね」


愛人にそう声をかけて、手をつないだまま頭をベットの上に乗っけた。


疲れとか、いろいろあったのかもしれない。


眠らないと決めていながらも、いつの間にか私は眠りの世界に落ちていった。


夢を見た。


亜季ちゃんが出てきた。


天使になった亜季ちゃんは、笑顔で私に何かを伝えてる。


でも声は聞こえなくて、なんて言ってるか分からない。