秘密な花嫁~旦那様は同い年~

だから私は、一生懸命首を縦に振った。


『美結、どうした?』


「うんん。なんでもない」


家に帰って来てからも、亜季ちゃんのことを考えるとどうしていいのか分からず、ただベットの上でボーっとすることしか出来なかった。


そんなときかかって来た、愛人からの電話。


私からはかけることはないけど、愛人は検査とかなくて暇なとき、時差を考えて電話をかけてきてくれる。


『何かあった?』


「違うの。今日沙奈と久しぶりにテニスやって疲れちゃっただけ」


手術前の愛人に、亜季ちゃんのことは話せない。


「それより、マー君体調どう?」


『ああ。大丈夫』


「よかった」


ホッと胸をなで下ろす。


それで愛人も調子が悪いって言われたら、もっと落ち込んでしまうから。


「マー君」