秘密な花嫁~旦那様は同い年~

「それでも亜季は、2年生きた。もちろん、まだまだ生きて欲しい。でももう、限界みたいなんだ」


「そんな・・・」


言葉が出て来ない。


どうして?どうして神様は、亜季ちゃんを連れて行こうとするの?


「美結ちゃんと出会ったころからね、亜季の体力は徐々に落ち始めてたの」


亜季ちゃんのお母さんが、泣くのを我慢してる声で私に話し出す。


「一旦は良くなってきたんだけどね、風邪引いてから・・・」


そこで亜季ちゃんのお母さんは、言葉を詰まらせた。


「ごめんね、美結ちゃん。こんな話して」


私はプルプルと首を横に振った。


「なんか亜季、美結ちゃんのことほんとのお姉ちゃんみたいに慕ってるから」


「私も亜季ちゃんのこと、大好きです。妹みたいに思ってるから」


「ありがとう」


ニコッて笑った亜季ちゃんのお母さんの目から、ポロっと涙がこぼれ落ちた。


それを見て、こっちまで泣きたくなる。