「美結ちゃん、少しだけ時間あるかな?」
亜季ちゃんのお母さんにそう声をかけられて、こくんとうなずいた。
入院患者さんとお見舞客がゆっくりと話が出来る空間をと作られた部屋に、三人で入って行く。
大きな窓から太陽の光が降り注ぎ、心も身体もポカポカさせる。
「はい。どうぞ」
「ありがとうございます」
亜季ちゃんのお父さんが、100%のオレンジジュースを差し出してくれた。
透明な容器に入ったジュースが、太陽の光に反射してキラッと光る。
「美結ちゃん、亜季のワガママに付き合ってくれてありがとう」
「そんなことないです。私も亜季ちゃんに会いたいから」
優しく微笑む亜季ちゃんのお母さんに、私も笑みを返す。
お姉ちゃんに毎日本を読んで欲しい。
初めて本を読んであげた日、キラキラ目を輝かせ、そう言った亜季ちゃん。
その日から毎日、私は違う本を亜季ちゃんに読み聞かせていた。
本を読んであげるなんてあまりしたことなくて、亜季ちゃん一人に聞いてもらうのでも最初は緊張していたけど、今はそんなことなくなった。
亜季ちゃんのお母さんにそう声をかけられて、こくんとうなずいた。
入院患者さんとお見舞客がゆっくりと話が出来る空間をと作られた部屋に、三人で入って行く。
大きな窓から太陽の光が降り注ぎ、心も身体もポカポカさせる。
「はい。どうぞ」
「ありがとうございます」
亜季ちゃんのお父さんが、100%のオレンジジュースを差し出してくれた。
透明な容器に入ったジュースが、太陽の光に反射してキラッと光る。
「美結ちゃん、亜季のワガママに付き合ってくれてありがとう」
「そんなことないです。私も亜季ちゃんに会いたいから」
優しく微笑む亜季ちゃんのお母さんに、私も笑みを返す。
お姉ちゃんに毎日本を読んで欲しい。
初めて本を読んであげた日、キラキラ目を輝かせ、そう言った亜季ちゃん。
その日から毎日、私は違う本を亜季ちゃんに読み聞かせていた。
本を読んであげるなんてあまりしたことなくて、亜季ちゃん一人に聞いてもらうのでも最初は緊張していたけど、今はそんなことなくなった。

