秘密な花嫁~旦那様は同い年~

未だに戸惑ってる三人を愛人の傍に連れて行く。


「勝手なことしてごめんね。でもいつまでもこのままじゃいけないから」


「美結・・・」


いつまでも家族がバラバラじゃ辛いから。


ちょっとずつ、みんなで少しだけ勇気を出して歩み寄ろう。


いっぱい勇気を振り絞らなくていいの。


みんなで少しずつでいい。


そうすればきっと、何もかも上手くいくから。


「誕生日おめでとう、マー君」


「おめでとうございます、愛人様」


「ありがとう」


小さな声で呟いたあと、愛人は私と一柳さんに笑顔を向けてくれた。


「おめでとう、愛人」


聞こえるか聞こえないかくらいの小さな声で言ったおば様に、一瞬愛人がおば様を見つめる。


でもすぐに、視線はベットに落とされた。


「さあ、お食事にしましょう」