秘密な花嫁~旦那様は同い年~

「うん。でもね、きっと大丈夫」


「どうしてそう思うんだ?」


「だって、パパとママの子供だもん。パパとママだって、めちゃくちゃな始まりだったじゃない」


「確かにそうだな」


「でしょ?だから、大丈夫」


「変な自信だな」


「だからパパ、明日は断りの話じゃなくて、提携しますって言って来てね」


そう言って立ち上がった。


「ごめんな、美結」


「ごめんね、美結」


「二人とも謝らないで。きっとこれが、私の人生だから」


パパとママに笑顔を残して、寝室を出た。


「バカな姉ちゃん」


「龍守」


廊下に出ると、すぐそこに龍守が立っていた。