「みーゆーさん。俺の病室をどうしようとしてるの?」
「えっ?だって今日、クリスマスだもん」
早口で答えて、病室の飾り付けを進める。
今日は愛人の誕生日。
朝から病室に来て、部屋の飾り付けをしていた。
でも愛人にはまだ、誕生日会をするとは言ってない。
「マー君元気なら、飾り付け手伝ってよ」
「無理。俺夜中、発作起こしたし」
チラッと愛人を見ると、本から顔も上げないでサラッと大事なことを言い放った。
「えっ?大丈夫?」
慌てて高いところに飾り付けをするために乗っていた椅子を下りて、愛人の元に駆け寄る。
「マー君?」
「美結。心配って、思いっきり顔に書いてある」
「へっ?」
本から顔を上げた愛人は、クスクス笑ってる。
「えっ?だって今日、クリスマスだもん」
早口で答えて、病室の飾り付けを進める。
今日は愛人の誕生日。
朝から病室に来て、部屋の飾り付けをしていた。
でも愛人にはまだ、誕生日会をするとは言ってない。
「マー君元気なら、飾り付け手伝ってよ」
「無理。俺夜中、発作起こしたし」
チラッと愛人を見ると、本から顔も上げないでサラッと大事なことを言い放った。
「えっ?大丈夫?」
慌てて高いところに飾り付けをするために乗っていた椅子を下りて、愛人の元に駆け寄る。
「マー君?」
「美結。心配って、思いっきり顔に書いてある」
「へっ?」
本から顔を上げた愛人は、クスクス笑ってる。