秘密な花嫁~旦那様は同い年~

「甘いな」


素早くママの唇を奪ったパパは、小さくそう呟いた。


「オレンジ、食べたから。あっ、すぐにご飯用意するね」


私にキスをしてるところを見られたのが恥ずかしいのか、ママが顔を真っ赤にしながらパパの腕から離れようとする。


「いや、いい。まだ途中だろ?俺のは、今やってるのが終わってからで」


「いいの?お腹空いてない?」


心配そうに聞くママに、パパがニヤッと笑った。


「じゃあ、美和がいい」


「へっ?」


「お前が、欲しい」


「龍矢のバカ」


今度はフッと鼻で笑うと、パパはママを離した。


「美結、続きしよ」


「うん」


パパに背を向けたママを見て、パパはキッチンから出て行こうとする。