秘密な花嫁~旦那様は同い年~

「ただいま」


二人で楽しく食事をしていると、どこかから帰って来た誠さんがひょっこりと顔を覗かせた。


「おかえり、誠。夕食は?」


「おかえりなさい」


「食べたよ。いらっしゃい、美結さん」


「おじゃましてます」


ペコっと小さく頭を下げた私を見て、誠さんはドアから顔をどけた。


「誠さん、外でご飯食べてくることが多いんですね」


「そうね。あまり揃って食事をすることはないかもしれないわね」


「そうなんだ」


「美結さんの家は?」


少しだけ悲しそうな顔をしたおば様が、気持ちを切り替えるようにして笑顔を作り私に聞いた。


「私の家は、家族一緒に食べます。たまにパパが遅くなるときがあるけど、そういうときは必ずママに連絡入れるし」


「そう。仲がいいのね」


「はい」