秘密な花嫁~旦那様は同い年~

「マー君、もうやめよう」


「美結?」


愛人がゆっくりと私の身体を離して、顔を覗き込んでくる。


「もう、ごめんはやめよう。ごめんは、一番辛いから」


謝れらるのは、特に辛い。


過去も現在も未来も、全てに対して謝られてるようで、ごめんは私の心をギュって苦しく縛りつける。


「ごめん、美結」


「ほら。また言った」


ちょっと怒ってみせると、愛人は苦笑いを浮かべた。


「マー君。交換条件しよ?」


「交換条件?」


意味分かんないって表情をしてる愛人に、小さくこくんとうなずく。


「マー君は、ごめんって言葉禁止」


「美結は?」


「私は・・・」