秘密な花嫁~旦那様は同い年~

急に愛人が私の頭を乱暴になでる。


「たく、あのジジイ。美結に触るなよ」


「もうマー君。ぐちゃぐちゃ」


乱暴になでられたせいで、髪の毛がボアボアと浮き上がってしまった。


「ん、ごめん。でも、消毒だから」


今度は優しく髪を梳かしてくれる。


「消毒?」


「俺以外の男に触られたから」


「男って、笠原先生でしょ?」


「俺意外に、ヤキモチ妬きらしいから」


らしい、なんて自分のことなのに今まで知らなかったように話す愛人。


「体調、ちゃんと整えといてね」


「ん。わかった」


ふわっと愛人に抱き寄せられる。


温かい愛人の体温、すごく落ち着く。