秘密な花嫁~旦那様は同い年~

「おば様、笑って。私、おば様の笑顔好きだから」


「あなたは、なんでも思ったこと口に出せる子なのね」


「だって、言わないと伝わらないから」


「そうね」


左手で私の右手を握り、右手を私の頬に当てたおば様は、ゆっくりと微笑んだ。


「私も好きよ。美結さんのこと」


「嬉しい」


微笑むおば様に、私も満面の笑みを返した。


「ごめんなさいね。急に泣いたりして」


リビングに戻った私たちは、メイドさんが用意してくれた食後のデザートを食べることにした。


今日のデザートは、ミルクレープ。


クレープ生地が何枚も重なり、生地と生地の間に薄くスライスした苺とキウイフルーツと生クリームがサンドしてある。


それをフォークで切って口に入れたところでおば様に話しかけられたから、慌てて首を横に振った。


急いで咀嚼をして、紅茶を飲んでホッと一息つく。


「食べていいのよ」