秘密な花嫁~旦那様は同い年~

「美結、おっはよう」


「おはよう、沙奈」


教室に着くと早速、沙奈が話しかけてくる。


「夏休み、何してた?」


「んー別に。勉強とか。沙奈は?」


「勉強勉強、途中にお茶。部活も終わっちゃったし、楽しくなかった」


沙奈がはーっと息を吐いた。


「沙奈は受験どうするの?」


「私は教育学部に進みたいの。体育の先生」


「そっか」


「でも母親と意見が合わなくて。まだ正直決まってない」


「大変だね」


「もう2学期だよ。志望校だって絞らなきゃいけないのに、いい加減にして欲しいよ」


「自分一人じゃ決められないもんね」


「うん・・・」