秘密な花嫁~旦那様は同い年~

なんだか泣きそうになって、部屋の外に出た。


部屋のドアに背中をつけると、自然にため息が漏れてた。


愛人と私は、これからずっと一緒に居るんだよね?


このままずっと、心が通じ合わないのかな?


「はぁ~」


もう一度ため息をついたとき、部屋のドアが急に開いた。


全体重をドアに掛けていた私は、後ろに倒れることを察知したけど、どうすることも出来なくて目をつぶってしまった。


「あ・・・れ?」


痛くない?


それどころか、温かな何かに私は支えられていた。


「あのさ、ドアによりかかってたら、後ろに倒れるに決まってるじゃん」


「マー君?」


「重いから自分で立って」


「あっ、ごめん」


慌てて愛人から身体を離す。