秘密な花嫁~旦那様は同い年~

マー君の胸から、顔を上げる。


「この家に、愛なんてない。愛情いっぱいに育てられたあんたには、耐えられないよ」


「マー君・・・」


「もういいだろ?離すぞ」


愛人の身体が私から離れてく。


「ありがと、マー君。涙、止まった」


「別に。ビービーうるさかっただけだし」


「ひどいよ~」


「あんたやっぱおもしろいね。もう笑ってる」


「普通だもん」


「あんたもう帰りなよ。顔、ひどい」


「うそっ」


「目も頬も真っ赤」


「最悪」


これじゃあ、パパとママに泣いたのって聞かれちゃうよ。