秘密な花嫁~旦那様は同い年~

「パパとママみたいに、ぎゅってして」


「はっ?ぎゅってなに?」


「ぎゅって抱きしめて」


「そしたら、泣き止むのかよ?」


「たぶん」


「俺、男だってわかってる?」


愛人の甘い匂いに、ふわっと包まれた。


「あんたの親、あんたが泣いたらいつもこーしてるのかよ」


「うん」


「あんた、ほんと愛されてるね」


「パパとママ、大好きだもん」


「ほんと、あんたと俺、違い過ぎる」


マー君が、ポンポンと私の頭をなでた。


「あんた、もうこの家来ない方がいいよ」


「えっ?」