いや、
違う。
黒龍彰悟じゃない。
この人、
・・・・・似てる。
アイツに
「オレのこと、似てるって思った?」
「っ!?」
何、?この人・・・。
あたしの考えること・・・
「あなた、誰?」
そう言うと、彼は耳元で囁いた。
「オレはーー・・・
黒龍辰哉(こくりゅうたつや)」
黒龍・・・・?黒龍って、まさか・・・
「オレ、
黒龍彰悟の
弟なんだよね」
お、
弟ーーーーーーー!?
「えっ?・・・お、おと、弟?」
「そう。つーか、あんた知らなかったんだ。
オレと兄貴が兄弟だって」
「ごめん、まったく」
ん?
そういえば、
同じ二年生に黒龍なんていないから、
この人、
いや、コイツ・・・。
一年生なんだ。
「にしても、兄貴こんなのに惚れたんだ」
辰哉君は、そういってあたしを指差した。
「こんなので悪かったね」
どーせ、あたしは不憫ですよ。
ていうか、
辰哉君って、
「ほんと、もの好きだよね。
毎日あんたのことみてんだよ?バカじゃん」
かなりの毒舌!!
「兄貴って、分かりずらいけど、
オレの勘?みたいなので、あんたのこと好きなんだって思った」
それだけ言うと、
「じゃ、またね。さゆ先輩」と
手を振り、一年生の教室の方へ帰って行った。
「黒龍辰哉・・・かぁ。」
そう呟いて、窓の外を見ると、
もう不良たちの姿は、きえていた。
違う。
黒龍彰悟じゃない。
この人、
・・・・・似てる。
アイツに
「オレのこと、似てるって思った?」
「っ!?」
何、?この人・・・。
あたしの考えること・・・
「あなた、誰?」
そう言うと、彼は耳元で囁いた。
「オレはーー・・・
黒龍辰哉(こくりゅうたつや)」
黒龍・・・・?黒龍って、まさか・・・
「オレ、
黒龍彰悟の
弟なんだよね」
お、
弟ーーーーーーー!?
「えっ?・・・お、おと、弟?」
「そう。つーか、あんた知らなかったんだ。
オレと兄貴が兄弟だって」
「ごめん、まったく」
ん?
そういえば、
同じ二年生に黒龍なんていないから、
この人、
いや、コイツ・・・。
一年生なんだ。
「にしても、兄貴こんなのに惚れたんだ」
辰哉君は、そういってあたしを指差した。
「こんなので悪かったね」
どーせ、あたしは不憫ですよ。
ていうか、
辰哉君って、
「ほんと、もの好きだよね。
毎日あんたのことみてんだよ?バカじゃん」
かなりの毒舌!!
「兄貴って、分かりずらいけど、
オレの勘?みたいなので、あんたのこと好きなんだって思った」
それだけ言うと、
「じゃ、またね。さゆ先輩」と
手を振り、一年生の教室の方へ帰って行った。
「黒龍辰哉・・・かぁ。」
そう呟いて、窓の外を見ると、
もう不良たちの姿は、きえていた。

