「くっそー、瑞希のやつ」
あたしは、廊下をじだんだをふみながら
歩いていた。
あそこまで言わなくてもいいじゃん。
たしかに、あんたと比べれば
あたしは、不憫かもしれないけど・・・。
そんなことを考えながら、
ふと、窓のほうに目がいった。
外は、校舎裏で・・・
ん?あれは、
不良!?
やばっ、と思い、なぜか反射的に目をそらす。
でも、不良ってことは、
もしかしたら・・・、
あたしは、窓を開けて、
不良の顔を一人一人見た。
黒龍 彰悟は・・・・
いた
笑ってる
その顔を見ただけで胸が苦しい。
ドキドキする
心臓がウルサイーー・・・。
「はぁ、重症かも。あたし」
そう言って、方向転換しようと窓から
目を離した、その時ーー、
「っ!?」
え、うそ!?
前が見えない!!
誰かに、目をふさがれてる!!
「だーれだ?」
男?
・・・・・・ごめん。
まじで、誰かわかんない。
「・・・・・・」
いつまでも答えないあたしに、
しびれを切らしたのか、
その子は手を離した。
もう、誰よ。
こんな、子供みたいなこと・・・
「っつーー・・・。」
あたしは、その子を見た瞬間、
呼吸が止まった。
「黒龍、彰悟・・・」
あたしは、廊下をじだんだをふみながら
歩いていた。
あそこまで言わなくてもいいじゃん。
たしかに、あんたと比べれば
あたしは、不憫かもしれないけど・・・。
そんなことを考えながら、
ふと、窓のほうに目がいった。
外は、校舎裏で・・・
ん?あれは、
不良!?
やばっ、と思い、なぜか反射的に目をそらす。
でも、不良ってことは、
もしかしたら・・・、
あたしは、窓を開けて、
不良の顔を一人一人見た。
黒龍 彰悟は・・・・
いた
笑ってる
その顔を見ただけで胸が苦しい。
ドキドキする
心臓がウルサイーー・・・。
「はぁ、重症かも。あたし」
そう言って、方向転換しようと窓から
目を離した、その時ーー、
「っ!?」
え、うそ!?
前が見えない!!
誰かに、目をふさがれてる!!
「だーれだ?」
男?
・・・・・・ごめん。
まじで、誰かわかんない。
「・・・・・・」
いつまでも答えないあたしに、
しびれを切らしたのか、
その子は手を離した。
もう、誰よ。
こんな、子供みたいなこと・・・
「っつーー・・・。」
あたしは、その子を見た瞬間、
呼吸が止まった。
「黒龍、彰悟・・・」

