俺の姉が受験しようとしている学校だ。 「先生は、女子高だったんですね。ってことは、女子大?」 朔良は恥ずかしいそうに頷いた。 「まぁね」 「先生は、男子恐怖症なのですか」 大体女子高っていうと、そんなイメージがある。 「私は少しね…でも男子恐怖症ではない人もいるよ」