「それで?」
今日はイオの家で二人きりのお茶会。
イオの点てたお茶は物凄く美味しくて、私は大好きなのです。
イオと会わないうちにあった出来事を私は一つ一つ説明しました。
シーナとデートをしたこと。
シーナの恋人のこと。
岳志さんと智鶴さんのこと。
そしてお二人の結婚式に行ったこと。
全部話し終って満足していると、イオは不満そうに言いました。
「え?それで終わりですけれど・・・。」
「一緒のベッドで眠ったり、シーナの気持ちにキリをつけたのに?」
「ええ・・・。」
「何それ。」
私はお茶菓子に手をつけました。
可愛らしいお花の形の練り物。イオのお茶によく合います。
「距離が縮まったとか、付き合うことになったとかいう話を期待してたのに。」
「そっ、そんなことはある訳がありませんわ!距離は・・・縮まったかもしれませんけど。」
私はベッドの上でシーナに抱きしめられたことを思い出しました。
ほんの少し顔が熱いです。
「あ、そうだわ。マコに伝えなければいけないことがあるの。」
「なんです?」
「私、トラさんに告白されたの。」
「ええっ!?」
あらまあ・・・あの奥手のトラがまさか告白をするとは・・・。
イオに思いを伝えられぬまま終わってしまうと思っていましたが、トラも男性ですものね。
やる時はやるのでしょうか。
イオは何でも無かったかのように涼しげな顔でそう言いました。
今日はイオの家で二人きりのお茶会。
イオの点てたお茶は物凄く美味しくて、私は大好きなのです。
イオと会わないうちにあった出来事を私は一つ一つ説明しました。
シーナとデートをしたこと。
シーナの恋人のこと。
岳志さんと智鶴さんのこと。
そしてお二人の結婚式に行ったこと。
全部話し終って満足していると、イオは不満そうに言いました。
「え?それで終わりですけれど・・・。」
「一緒のベッドで眠ったり、シーナの気持ちにキリをつけたのに?」
「ええ・・・。」
「何それ。」
私はお茶菓子に手をつけました。
可愛らしいお花の形の練り物。イオのお茶によく合います。
「距離が縮まったとか、付き合うことになったとかいう話を期待してたのに。」
「そっ、そんなことはある訳がありませんわ!距離は・・・縮まったかもしれませんけど。」
私はベッドの上でシーナに抱きしめられたことを思い出しました。
ほんの少し顔が熱いです。
「あ、そうだわ。マコに伝えなければいけないことがあるの。」
「なんです?」
「私、トラさんに告白されたの。」
「ええっ!?」
あらまあ・・・あの奥手のトラがまさか告白をするとは・・・。
イオに思いを伝えられぬまま終わってしまうと思っていましたが、トラも男性ですものね。
やる時はやるのでしょうか。
イオは何でも無かったかのように涼しげな顔でそう言いました。