・・・この、後ろから私の心の中を読む人は、ひとりしか知らない。



「ちょっ!だから、心読まないでくださいっ」


・・・美形くん。(←名前知らない)


「てかさー君さー「ぎゃっ」ってひどくない? 俺、お化けじゃないんですけどー」

「だって急に話しかけるから・・・ってゆうか、離してよっ!」


私がそう言って暴れると、「ちえっ」と言って離してくれた。


・・・いい子だ。