でもお前はオレのために色んなことを諦めてきた…。


いつもそうだった…。


何でも自己中心的なオレとは逆に、

いつも自分を犠牲にしたって家族や友達のためになることを選んでいたお前…。


そんなお前をいつも誇りに思っていたんだ。


美海……


オレはずっと側でお前を見てきた。


大切に守ってきた。


だから今度も必ず…
お前を救ってみせるよ。


暗闇からこの光の世界へ


必ず呼び戻してみせる。


だからもう少し…


待っててくれ。